|
ここもたくさんの石段を登っての見物になります。 登りの始まりは、整備された坂道、あるいは、階段のある道になっていますが 道のりの残り三分の一は、「鬼の築いた石段」と呼ばれる、 ごろごろした石が積まれた石段になっています。 ふもとについた時点でぜいぜいして、写真がぶれてしまっていますが。 ここを登った先に、磨崖仏がいます。 こちら、不動様。高さ8m。 他で見慣れている不動様よりも、愛嬌のある顔立ちのように見受けられます。 不動様の右には、脇童子たちの姿も見えます。 不動様と脇童子たちの右に、並んでいらっしゃるのが、大日如来様。 こちらは高さ6.8m。 理知的なお姿です。 円い後光がくっきり見えます。 臼杵の石仏は、全身が完全な彫刻のように、壁から浮き立って彫られていますが、 こちら熊野の石仏は、レリーフとよぶべき薄い浮き彫り。 にしても、愛嬌のあるお姿で、このような緑の山の中の岩肌に このような仏様を刻もうと思った先人のきっかけとは、一体なんだったんだろう。 多くの人々が、この姿をみて、励まされたり、信心を起こしたり、したのだろうな、 と思いを馳せました。 緑濃い夏の山。強い日差しに白く照らされる磨崖仏たちの姿を眺めていると 蝉の合唱が、どこかにコンサートマスターがいるのか、一斉に強くなったり、そして、弱くなったりする。 そういえば、この日、宇佐神宮で最初に出会ったものは、橋の上のトカゲであった。 山に入れば、虫もいれば、蝶々もひらひらと飛んでいる。 蜂も飛んでくる。 木々も生い茂っていれば、花も咲いている。 人間も、自然界の住民の一種類でしかないことを、蝉時雨の中、磨崖仏に面していて 思ったりするのでした。 |
| << 前記事(2008/07/21) | トップへ | 後記事(2008/07/21)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
暑い中、国東半島めぐりですね。 |
宇佐神宮のハス 2008/07/21 19:02 |
熊野磨崖仏は、三重県の熊野から、海を渡って来たのですよね。小生、三重県の熊野(尾鷲)出身ですので、熊野と大分のつながりを感じました。顔が私の父にそっくりで面白かった思いがあります。色々と大分を満喫されていますね。小生坐禅をしていますが、maxiさんもいかがですか? |
東京えびす 2008/07/22 00:28 |
磨崖仏は、歴史や地理で、アフガンや中国にはあると学んでいましたが |
maxi 2008/07/26 16:50 |
| << 前記事(2008/07/21) | トップへ | 後記事(2008/07/21)>> |