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今まで紹介してきた記事の写真でも、緑の濃い場所にある寺院たちであることが 伺いしれたとは思いますが、夏の国東は、本当に緑が濃く、 美しい田園風景と山々の姿です。 山、といっても、一番高いのが720mの両子山だということです。 そのような なだらかな 曲線を描く山の姿。濃い緑。 一つ一つの面積が小さい段々畑が、若い緑色の稲葉を伸ばしている様子も 鮮やかでした。 麦わら帽子をかぶって、田畑の手入れをする姿や 農薬の容器を背に背負って、田んぼへ歩いていく姿、トラクターをゆっくりと運転する姿、 など、ぽつりぽつりと農作業をする人々の姿を目にしました。 昼食を食べた田舎料理の店では、NHKの歌謡コンサートがTVでかかっていましたが その様子は、まさに外の景色にぴったり。 以前、しなびた別府の泥温泉で、サブプライムローンのNHKニュースが流れているのを 目にしたときの強烈な違和感というか、別世界のことじゃないかしら という浮遊感より ずっとずっとしっくり来るものがありました。 このような、現代の最先端とはつながっていないような感覚、が、 大分の教員試験不正問題の遠因の一つになっているのではないだろうか、などと思うところがあります。 これだけ世の中でコンプライアンスが叫ばれて久しいのに、 賄賂が常識なんだ、と囚われていて変わっていこうとしない感覚だったのではないか、と。 話はそれてしまいますが、全国区で知名度の低い大分のような県が 連日汚職事件で報道されることは、県のブランドイメージを無名から一気に悪名へと決定付けるものに なっているでしょう。 たとえば製造業の会社が、新しい工場の立地を考えるとき、義務教育に不正がはびこるような県では 人材レベルもモラルも期待できない、として、大分を外すようなことになりかねない、 非常に由々しき事態であると、大分県住民として、憂いを覚えています。 美しい自然があるところ、人々の心も美しくあって欲しい、と思うのです。 国東は、トトロが住んでいるかもしれない、と思えるような、緑の自然でいっぱいでした。 |
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